設定が練られてるアクション映画<その①>


設定が練られてるアクション映画<その①>今回、ご紹介する映画はズバリ

フェイスオフ」です。

この映画は個人的にかなりツボにはまる映画で、

けっこうな回数を観ています。

 

私はアクション映画を観る際にどうしても外して欲しくないポイントが

いくつかあります。

 

① アクションシーン、戦いに理由がある事

(凄い映像だけなら映画でなくても良いし、戦う理由が薄ければ、

登場人に感情移入できないから)

 

② 残酷な描写がない事

(グロイ映像は確かに観ている人に衝撃を与えるが、なんとも作り手の

安っぽさが伝わり冷めてしまう為、あくまでもエンターテイメント性がないと

いけないと思うので)

 

④敵役が魅力的

(敵役と主人公の差がアクション映画の最も大事な所なので、敵役がしょぼいと

主人公の魅力も伝わってこない為)

 

⑤設定が練られており、マンネリ感がない事。

 

 

 

主演はニコラスケージとジョントラボルタです。

この二人と聞くだけですでに面白そうなんでけど

 

おおまかなあらすじを説明致します。

ある刑事(ジョントラボルタ)が家庭を犠牲にしながらも、長年追いかけていたマフィアのボス(ニコラスケージ)を追い詰める所から話が始まります。

しかし、追い詰める最中にマフィアは大怪我を負い、意識不明の昏睡状態に陥ります。

そんな中で、そのマフィアが計画しているテロ計画を知り、計画を阻止すべく

最先端の技術を使いマフィアのボスの顔を自分の顔(と体型)を取り換える手術を行い、

マフィアの組織に潜入します。(作戦が終われば、顔も体型も元通りに戻せるという設定)

 

しかし、昏睡状態のマフィアのボスは意識は戻り、顔を取られた事を怒り、

刑事の顔(と体型)を移植し、警察組織に入り、自分の仲間を次から次へと捕まえ

第二の人生を生きようとします。

 

 

ここまではこれから始まる展開のウォーミングアップみたいなもので

互いに入れ替わってしまうような状況で、今まで互いに目の敵にしていた相手の生活に

身を置く事で得られるものを使って二人は戦ってゆく所が一番の盛り上がる所です。

 

ただ、二人にはそれぞれを取り巻く世界があって、もちろん全部が上手くいっている訳ではないのです。

 

それが人格が入れ替わった事で以外と上手くいってしまうのも、なんだかニヤリとしてしまいます。

(これはニコラスケージとジョントラボルタが悪役も良い役も両方を演じる事ができるからこそ

自然にできた映画だと思います。)

 

二人は今までとは違う立場で、二人しか共有しない秘密を胸に秘め、周囲の人間とうまく折り合いつけながら

互いにやっつけようとするのですが、うまく折り合いをつけるシーンこそが、この映画の面白い所かと

思います。

 

ただ周りを騙しているというよりかは、地が出てしまい、周囲が驚きながらも喜び、関係が改善されると

いった感じなのです。

 

映像もこだわっていて、とてもかっこいいです。さすがジョンウー監督だなと思いました。

(監督の映画のお約束の鳩も飛びます)※ミッションインポッシブル2やレッドクリフの監督です。

 

両面の鏡一枚を隔てて、銃を構えるシーンがあるのですが

そこに写るのは、本来の自分の姿でなくて、今まで目の敵にしていた姿であったりだとか

 

映像も俳優も設定も素晴らしいし、ラストシーンでは、ここのシーンはこういう風に繋がるのかと

良かった、良かったと頷いてしまいます。

 

まだ観た事がないという人は是非観てみてはいかがでしょうか?

 


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